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chigasaki flat

茅ヶ崎フラットをworksにアップしました。

茅ヶ崎フラットと少し前に投稿した那須塩原フラット、私の中でのテーマは「日常と旅」でした。結果的に出来上がった空間は全く違いますが、感性豊かなオーナーと一緒に空間づくりをするのが楽しいプロジェクトでした。

インタビューとテキストは佐藤季代さん。撮影は橋本裕貴さん。橋本さんの旅の写真が好きだったので実現して嬉しいし、それを素敵に構成してくれた佐藤さんの手腕も素晴らしい。
そんなこんなでいつも以上にボリューム感のあるphoto & interviewになりました。
 
撮影とインタビューが終わったのがお昼過ぎ。お施主さまに美味しいお料理でもてなしていただいたのですが、気がつくと夕暮れ時に。そのまま夕景まで撮影することになったのもいい思い出です。

Nasushiobara flat

那須塩原フラットをworksにアップしました。

詳しくはぜひ本文をご覧いただきたいですが、計画がスタートしてから紆余曲折があって完成までに3年、暮らし始めて1年が経ち、ようやく紹介することができました。

鮮やかな水色のタイル、ビビッドカラーのペンダントライト、アンティークのテーブル、フォークロアなラグ、ローズピンクのソファ。想像すらできなかった組み合わせです。 「誰かの」ではなく「自分の」心地いい空間は、結果的に訪れる人にとっても心地いい場所になるようです。

インタビューとテキストは佐藤季代さん。撮影は橋本裕貴さん。
年齢や場所にとらわれず、自分の感性に素直に家づくりをされたお施主さんの軽やかさが、写真とテキストから伝わると嬉しいです。

kunitachi house 3

国立ハウス 3 をworksにアップしました。

RC(鉄筋コンクリート)造の古い一軒家を内外フルリノベーションしたプロジェクトです。
新築にしようかリノベーションにしようかとお悩み中の時にご相談を受けました。現地調査に訪れた時に、既存の建物のてらいのない佇まいが良くて「残せたらいいな」と感じたのが印象に残っています。

リノベーションで進めようと方針が決まると、現地調査には構造事務所と工務店に立ち会ってもらって一部仕上げを剥がして構造体を確認し、解体後に再度全体をチェックをして慎重に計画を進めました。躯体の補強、断熱補強、開口部を交換して今の性能基準に適合する住環境を目指しました。その上で、ただまっさらにするのではなく古い建物の持つ独特の雰囲気が感じられるようにしたい。私にとってもやりがいのある試みでした。

インタビューとテキストは佐藤季代さん。撮影はしばらくぶりの来田猛さん。訳あって撮影に2日間もかかってしまいました。お二人の丁寧な仕事には感謝しかありません。

庭の植物は元々あった樹木を整理しつつ、クライアントさんの好みの植物を新たに植え手を加えています。あと数年すると自然に馴染みそうな気配がします。家も庭も時間をかけてゆっくり育んでいくことでしょう。

hachioji house

八王子ハウスをworksにアップしました。

Webデザイナー/コーダーのご主人と、イラストレーター/クラフト作家の奥様の仕事場でもあるので、おふたりが一日を過ごす場所となります。働いている時も日々の暮らしも快適に過ごせることが大切なテーマでした。

その「快適さ」の中で大きな割合を占めるのが、音響についてでした。
はじめてご相談に来てくださった時にはすでに、listudeの多面体スピーカーがリビングの床から1.2mの高さに吊るされることが決まっていました(ご主人のスケッチの中にしっかりと書き込まれていた)。その時にはリビングの配置どころか敷地さえも決まっていなかったというのに。
面白くなりそうな予感しかありませんでした。

インタビューとテキストはエディター/ライターの佐藤季代さん。古くからの友人でもある佐藤さんは、取材を通じて彼女の仕事を見てきたこともあって安心してお任せできる頼もしいパートナーです。
撮影は栗原論さん。クリアな写真は「ニュートラルなグレー」を目指した八王子ハウスの空気感をしっかりと捉えています。

愛猫家のおふたりは、半年ほど前に一匹の仔猫を家族に迎えられました。猫にとっても快適な家であるといいなと思います。

takanodai house

鷹の台ハウスをホームページにアップしました。

イラストレーターのよしいちひろさんのご自宅のリノベーションを担当させていただきました。
詳しくは本文を読んでいただきたいところですが、数年間の時間を経てようやく実現した計画でした。よしいさんにとっても私にとっても、その時ではなくて今がちょうどいいタイミングだったのかなという気がしています。

いつもと少し趣向を変えて、よしいさん本人によるエッセイをリクエストしました。素晴らしいテキストを寄稿していただいて、ラブレターをもらったような気分です。
撮影は浜村菜月さん 。鷹の台ハウスのインテリアと浜村さんのテイストがぴったりで、どうしてもお願いしたかったのでした。期待通りというか、その上をいく写真をありがとうございました!

竣工からもうすぐ一年になります。一見どこまでが既存でどこからがリノベーションなのかわからないほど馴染んでいて、それも嬉しいポイントです。よしいさんらしさ全開の心地よい空間を感じてもらえたらと思います。

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