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harajuku flat / 小さな家のリノベーション, re maison

photo by Natsuki Hamamura

原宿フラットが書籍「小さな家のリノベーション」に掲載されました。

60㎡以下のマンションと戸建てのリノベーション事例にフォーカスした書籍で、
「”小下り”のあるリビングで世界中の家具とくつろぐ」と紹介していただきました。

60㎡以下というとかなりコンパクトなケースだと思いますが、だからこそ「ここは譲れない」という点は大事にしたい。原宿フラットでもその「押さえるべきポイント」を話し合いながら見つけていく過程が面白かったです。
うかがうたびにウキウキするエントランスから住戸までの共用スペースや、味のある板張りの玄関ドアなど、オーナーが物件を決める上でも大事に思われたポイントも紹介していただいています。

撮影は鍵岡龍門さん。取材の当日は曇りがちなお天気でしたが、光が柔らかくゆるりとしたムードがいい感じです。雰囲気があるだけではなく、資料的な側面もきっちり押さえているのがさすがです。
インタビューとテキストは松本あかねさん。建築やインテリアに造詣が深く、丁寧な取材でした。
竣工して2年半が経ちましたが、依然人気の原宿フラット。いつも快く取材を引き受けてくださるお施主さまには感謝しかありません‥。

他にも個性的な事例ばかりです。豊富な写真と図面・データは、これからリノベーションをお考えの方にとっていい指南書になると思います。
嬉しいことに原宿フラットが事例の1つ目です!書店で見かけた時にはぜひ手に取ってみてください。

そしてもうひとつ。
ウェブマガジンのRE MAISONにも掲載されました。
こちらは以前に掲載された雑誌LiVESの記事を再編集したものです。
「旅の思い出と愛猫のぬくもり。『好き』に囲まれたくつろぎの家」

H. works

photo by Takeru Koroda

WORKSにH. worksを追加しました。
竣工から2年半にして、ようやく紹介することができました。

H. worksは立川で2004年から続けられている作家ものの器を扱う器屋さんです。 郊外に移転して、店主であるオーナーの住宅を併用したお店を計画することになりました。
駅近の立地から決していいロケーションとはいえない郊外への移転は大きな決断でしたが、そこにどのような思いがあったのか‥等、興味深いお話を聞かせていただきました。

「私が好む器と同じで、一見地味だけど、日常使いで映える建築だなと感じたんです。」

インタビューの中でのオーナーの言葉がとても嬉しかったです。
仕事と生活が密接した暮らしを快適に営むための、H.worksの器のような建物。2年半が経過してすっかりH. worksらしい空気が流れる場所になりました。

おかげさまでphotos & interviewは今回で11回目となりました。
撮影はおなじみの来田猛さん。テキストもおなじみの佐藤可奈子さん。
そして快く協力してくださるオーナーに感謝です。佐藤さんが「ストレートデザインラボラトリーのお客さんは、素敵でかっこいい!」と言ってくださったのもやっぱり嬉しくて、あらためていい出会いに恵まれているなあと思いました。

H. worksのインスタはこちら。
店主のお眼鏡にかなったシンプルで、美しく、実用的な器たち。趣向を凝らした毎月の企画展も素晴らしく、私にとっては行く度にいい出会いがあるとても危険なお店でもあります‥。

urawa house

夏に竣工した浦和ハウスの植栽を見に行きました。

うかがったのは大宮市の郊外にある染谷植物園さんです。
周辺に点在する植木畑を一回りしてお目当の木を見せてもらいながら、木の特徴やお手入れの方法を教えてもらい、なかなか勉強になりました。11月も半ばで落葉樹は葉が落ちている木もありましたが、四季の変化を想像しながらどれにしようかと悩まむのもまたいいですね。もう冬は目前で今年中に植えられるのかギリギリなタイミングですが、楽しみです。

久しぶりに浦和ハウスにもおじゃましました。
引っ越して三ヶ月と少しで、新しい生活もすっかり板についている様子です。秋に念願の薪ストーブの設置も完了して快適に暮らされていると聞いてほっとしました。
忙しい一日だったにもかかわらず、ご馳走をいっぱい用意してくださっていて、植栽のことや新しい暮らしのことをあれこれお話ししながら夜が更けます‥。楽しい時間はいつも早いですね。

akiruno house / 心地よく暮らす お金のくふう

あきる野ハウスが、リンネル特別編集「心地よく暮らす お金のくふう」に掲載されました。
「 やりくり上手さんたちの家づくり」の特集ページに新築一戸建ての例として「小さく建てて広く住まう」と紹介していただきました。

あきる野ハウスに限ったことではなく、「小さく建てて広く住まう」ことはストレートデザインで提案するテーマのひとつです。実際の床面積を小さくすることは、材料費と人件費の両面からコスト対策に有効だからです。でもただ小さくするのではなくて、どうしたら気持ちよくのびのびと暮らすことができるのかということが大事。今回はそういった面にフォーカスして紹介していただきました。

編集とテキストは早川ちかこさん、写真は西田香織さん。いつも和やかな取材に感謝です。
他にもライフスタイルがそのまま節約につながっているみなさんのストーリーや、貯蓄や投資などの実践的な話、果てはお坊さんに学ぶ「禅的お金とのつきあい方」まで‥なかなか幅広い特集です。
書店で見かけた時にはぜひ手にとってみてください。

おまけ。
先日、休暇をとってグラスゴーへ行ってきました。東京に比べるとかなり肌寒かったですが、幸いなことにお天気にも恵まれて、秋のスコットランドを満喫できました。
旅行の備忘録もぼちぼちと書いてみますね。

我が家の猫たちへのお土産は、5年前のベルリン旅行に続いてオーガニックのキャットフード。やはりいつものカリカリと比べて格段に美味しいようです。

harajuku flat

photo by Natsuki Hamamura

WORKSに原宿フラットを追加しました。

都心にあるビンテージマンションのリノベーションです。50㎡ちょっとのコンパクトな間取りをなるべく仕切らないようにして、オーナーと暮らす猫のまきゃべりくんにも快適な住環境にしました。

特徴的なのは、マンションの構造を活かした小上がりならぬ「小下がり」の窓辺のリビング。モロッコのラグが敷き詰められた小下がりは、一度腰を下ろすと立ち上がれなくなる危険なほどに居心地のいい場所です。
また、オーナーのこだわりのインテリアも注目していただきたいポイントです。色も柄もふんだんに使っているのにちゃんとまとまっているのには脱帽です。独特のテイストがあっていいなあと何度見ても思います。

フォトグラファーであるオーナーの浜村菜月さんの写真とエッセイで紹介させていただきました。住まい手ならではのなにげない日々の写真と言葉を感じていただければ嬉しいです。

straight design lab | harajuku flat

straight design lab | harajuku flat

まきゃべりくんの可愛さにも注目してください。

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