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park / NSSG

photo by Takeru Koroda

WORKSにpark / NSSGを追加しました。

park / NSSGは、グラフィックデザイナーのご主人のデザイン事務所と、奥様が切り盛りされる暮らしの道具のお店とカフェが同居する建物です。
周辺には神代植物公園や深大寺の境内など緑も多く、もともと近所にお住まいのオーナーご家族にとっては馴染みのある土地でした。敷地は幹線道路沿いの立派なケヤキ並木や植木屋さんに面していて、気持ちのいい借景も広がります。そんな環境との出会いから始まった計画です。

計画を進める中で、また完成してから事務所やお店の準備をする期間に、parkがオープンしてからお客さんの一人としてと、様々なタイミングで言葉をかわす機会がありました。「暮らすこと」「働くこと」へのおふたりの考え方のまっすぐさ、明るさ、頼もしさにいつもはっとしました。
建物の話そっちのけで掘り下げておうかがいしたインタビューはぜひご一読いただきたいです。きっとポジティブな気持ちが伝染すると思いますよ。

撮影は来田猛さん、テキストは佐藤可奈子さん。いつもありがとうございます!

parkでは、京都で出会った作家さんや、縁のある作り手さんの企画展が定期的に開かれていて、私も度々おじゃましています。好きなことはとことん追求する性分のオーナーから「こんな素敵な人がここにいるよ」とこっそりと教えてもらうような気持ちになる愛情のある展示ばかり。「SAT.PRODUCTSでやりませんか?」と声をかけてもらった時には跳び上がるほど驚きました。

いよいよSAT.PRODUCTS展も目前になりました。私たちにとっては特別で楽しみなイベントです。

H. works

photo by Takeru Koroda

WORKSにH. worksを追加しました。
竣工から2年半にして、ようやく紹介することができました。

H. worksは立川で2004年から続けられている作家ものの器を扱う器屋さんです。 郊外に移転して、店主であるオーナーの住宅を併用したお店を計画することになりました。
駅近の立地から決していいロケーションとはいえない郊外への移転は大きな決断でしたが、そこにどのような思いがあったのか‥等、興味深いお話を聞かせていただきました。

「私が好む器と同じで、一見地味だけど、日常使いで映える建築だなと感じたんです。」

インタビューの中でのオーナーの言葉がとても嬉しかったです。
仕事と生活が密接した暮らしを快適に営むための、H.worksの器のような建物。2年半が経過してすっかりH. worksらしい空気が流れる場所になりました。

おかげさまでphotos & interviewは今回で11回目となりました。
撮影はおなじみの来田猛さん。テキストもおなじみの佐藤可奈子さん。
そして快く協力してくださるオーナーに感謝です。佐藤さんが「ストレートデザインラボラトリーのお客さんは、素敵でかっこいい!」と言ってくださったのもやっぱり嬉しくて、あらためていい出会いに恵まれているなあと思いました。

H. worksのインスタはこちら。
店主のお眼鏡にかなったシンプルで、美しく、実用的な器たち。趣向を凝らした毎月の企画展も素晴らしく、私にとっては行く度にいい出会いがあるとても危険なお店でもあります‥。

harajuku flat

photo by Natsuki Hamamura

WORKSに原宿フラットを追加しました。

都心にあるビンテージマンションのリノベーションです。50㎡ちょっとのコンパクトな間取りをなるべく仕切らないようにして、オーナーと暮らす猫のまきゃべりくんにも快適な住環境にしました。

特徴的なのは、マンションの構造を活かした小上がりならぬ「小下がり」の窓辺のリビング。モロッコのラグが敷き詰められた小下がりは、一度腰を下ろすと立ち上がれなくなる危険なほどに居心地のいい場所です。
また、オーナーのこだわりのインテリアも注目していただきたいポイントです。色も柄もふんだんに使っているのにちゃんとまとまっているのには脱帽です。独特のテイストがあっていいなあと何度見ても思います。

フォトグラファーであるオーナーの浜村菜月さんの写真とエッセイで紹介させていただきました。住まい手ならではのなにげない日々の写真と言葉を感じていただければ嬉しいです。

straight design lab | harajuku flat

straight design lab | harajuku flat

まきゃべりくんの可愛さにも注目してください。

akiruno house

photo by takeru koroda

WORKSにあきる野ハウスを追加しました。

東京郊外の緑豊かな環境に計画した住宅です。
コンパクトな住宅ですが、広い庭に開かれた幅3間 奥行き1間の大きな軒下空間が特徴で、庭仕事の合間に一休みしたり、子供が安心して遊べたり、休日にアウトドアでくつろいだり‥そんな豊かな時間が想像されます。
つくりこみ過ぎず試行錯誤しながらしっくりと馴染んでいく住まいを、というご家族のライフスタイルから導き出したシンプルな構成の住宅です。室内の塗装をすべてDIYで仕上げたのはストレートデザイン史上もっともがっつりとDIYをされた例かもしれません。
竣工してから2年半が経ちましたが、引っ越したばかりだと言われても信じてしまうほどすっきりとした住まいは撮影用の仮の姿ではなさそうです。その秘訣も紹介させていただきました。毎度ながら少し長めのテキストですが、ぜひご覧ください。

写真はおなじみの来田猛さん。テキストもおなじみの佐藤可奈子さん。今回もご一緒できて幸せでした。
そして、いつも快くご協力してくださるオーナーご家族に感謝です。家族も増え、ますますにぎやかに、でもきっと美しいまま変化していくあきる野ハウスが楽しみです。

PO-TO

photo by Takeru Koroda

WorksにPO-TOを追加しました。

PO-TO(ポート)は、2017年9月に小金井(東京)にオープンしたシェアオフィスです。JR中央線高架下の道路に面してドアが連なり、店舗、工房、ショールームを併設できる「オフィスをひらこう」をコンセプトにした新しいシェアオフィスです。
企画・運営はタウンキッチン、クリエイティブディレクション・グラフィックデザインは丸山晶崇さん。
撮影はいつもおなじみの来田猛さん。シャープな写真に仕上げていただきました。

ストレートデザインで建物のデザイン監修と外構デザインを、SAT. PRODUCTSで家具のデザインと製作を担当いたしました。コンセプトの「ひらく」ことから、ブルーグレーのドアや建具をメインにデザインしました。外構では武蔵野に自生する植物を取り入れた自然な佇まいをイメージしています。利用者や地域のみなさんに親しみを持ってもらえたら嬉しいです。

昨年末に撮影でおじゃました時にも、すでに個性的なお店や事務所が軒を連ねている様子でした。今後の展開も楽しみです。

おまけ
今月号のrelife+(リライフプラス)vol.28,「The Best Choice of Chair」というページで、自宅で使っている椅子を一脚紹介しています。上の写真はボツになったアーコールチェア。掲載されたのはPO-TOでも採用したあの椅子です。ぜひ雑誌もご覧ください!

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