Journal

onomichi , setoda

桜の季節に初めての尾道・瀬戸田へ。

縁あって一度行ってみたかったAzumi Setodaに泊まりに、母、妹弟ファミリーの大所帯での旅行になった。

年度末だし工事は始まるしで無理矢理なスケジュールになってしまったけど、これから母も私たち兄弟も年老いるし、姪っ子甥っ子は成長して彼らの時間も大事になってくるし、奇跡的なタイミングだったかもしれない。

つかの間でしたが瀬戸内の穏やかな気候と風景を堪能。またいつかゆっくり旅行したい。

 

early spring 2023

桑名で打ち合わせ。初めて訪れた街です。

ツボを押さえた素晴らしいアテンドをしてくださったのですが、中でもこの創業75周年のアイスキャンディ屋さんが良すぎた。値上がりしたという今でも十分なコスパですが、昔は一本60円で新聞紙に直でアイスを包んでいたのだとか。素朴でおいしかったことは言うまでもありません。

先週は年度末の事務仕事や現場や出張が重なって慌ただしかった。少し落ち着いた今日、朝からだらだらと過ごしていました。1人分のお昼ご飯を作るのも面倒だなと思っていたら、パンが届きました。

美味しそうなパンやお菓子は、新しい店舗作りのお手伝いしているベーカリーさんが送ってくださった。小麦をはじめとした素材への思いがそれはすごくて、ついには有機農家さんと一緒に特別な小麦まで作ってしまったのだそうです。

ちょうど先週上棟した建物の完成、そしてお店のオープンがますます楽しみになりました。

Light / SAT. PRODUCTS

Light E26 / Light E17 を SAT.PRODUCTS のホームページにアップしました。

もう1ヶ月ほど前になりますが、磁器のシェードを依頼しているセラミックメーカーさんで工場を見学させていただいた。
実はこのシェード、ひとつひとつ丁寧に手作業で作られています。内側の成形は熟練の職人さんが担当されて、コンマmm単位の精度で作られています。外側を成形して乾燥させて釉薬をかけて炉に入れて高温で焼成。全ての工程で細やかに品質管理しているため、ほぼロスがないのだそう。作る過程で無駄が出ないという話が聞けたのも嬉しかったことのひとつです。

クールなようでじんわりと温かみのある、そんな照明ができました。

hachioji house / tamagawagakuen house

先週は八王子ハウスの一年検査でした。一年があっという間です。
建具と照明を調整してもらいましたが、大きな不具合がなくてよかった。

音響システムにウーファーが加わり音楽環境がさらに素晴らしくなっていたり、新しい作品が加わっていたり、照明の便利なシステムが組まれていたり、庭にコンポストが導入されていたり。ささやかな、でも決定的な変化についての話を聞くのが面白かったです。いろいろと真似したい。

ご夫婦との会話が楽しくて、帰りたくなるほど心地のいい八王子ハウス。この日もやっぱり陽が落ちる頃までおじゃましてしまった。

毎年2月はあっという間に過ぎ去ってしまいますが、今月を振り返って。

3年ぶりに薪ストーブの会を開催しました。今年で9年になる玉川学園ハウスにて。
変わらない薪ストーブの暖かさと美味しいお料理が懐かしく、お子さんの成長に時間の流れを感じました。
将来は建築家になりたいというお子さん。頑張ってほしいです。

 
 
おまけ。
ちょっと気が早いけど、2023年のベストバイはプロジェクターかもしれない。
ここ数年、夕飯を食べながら映画やドラマを観るのが習慣になってましたが、テレビのない我が家では13インチのノートパソコンで見ていたので視聴環境が爆上がりです。
大きな白い壁面がないので、映写用のロールスクリーンを窓と同じサイズに作りました。両サイドののカーテンが昔の映画館のようです。
自然と観たい映画も変わって、アルパチーノやダスティンホフマンが出ている映画を今は好んで観ています。

BENCH / 住まいの設計

昨日は一年検査でBENCHに訪れました。
カフェを併設した住宅で、カフェBENCHは昨年の夏にオープンしました。

 

以前にペットシッターもしていたというオーナーさんは現在2匹の保護犬と一緒に暮らしています。仕事をしながら愛犬を見守れることも大事なご希望でした。

お客さんの中には動物が苦手な方もいるからと十分に気を配りつつ、気候のいい時にはテラスで過ごすペット連れのお客さんもたくさんいらっしゃるそう。
ビンテージの家具や照明を中心に設たインテリアは、老若男女(そして犬も)を受け入れ、皆さんくつろいで過ごされているそうです。

「住まいの設計」の最新号、No.704 2023年2月号 の特集「小商いできる家で楽しく暮らそう」で、BENCHを紹介していただきました。

ストレートデザインではこれまでにカフェや飲食店、器屋さん、作家のアトリエ、音楽スタジオなど、プラスアルファのスペースのある住宅を設計してきました。どの建物もオーナーの個性やセンスが隅々まで行き渡り、仕事も生活も楽しまれているのがそこに反映されています。そんなところが「小商い」に惹かれてしまう理由なのかもしれないです。

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