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setagaya house

photo by Hirotaka Hashimoto

worksに、世田谷ハウスをアップしました。

断熱性能や動線のスムーズさといった快適さを重視しつつも、ご家族が以前暮らしていた古い家に思い入れがあり、そこにあった出窓、木製の建具、塗装の質感などのエッセンスを再現できたらなというのも大事なテーマでした。それを手がかりにして全体の素材やディテールをまとめています。

テキストは佐藤可奈子さん、写真は橋本裕貴さん。そこでの暮らしが想像できるような、素晴らしいテキストと写真です。
バックスペースの写真も多いように思いますが、橋本さんの手にかかるとクローゼットの中まで美しく見えるし、ほぼそのまま撮影できてしまったお施主さまの住まい方もすごいとしか思えませんでした。我が身を振り返ってはがっかりしています。

打ち合わせ中にお施主さまとapartamentoというスペインのインテリアマガジンはいいよねと意気投合しましたが、日常が魅力的な家に育つといいなと勝手に願っています。

straight design lab | setagaya house

straight design lab | setagaya house

straight design lab | setagaya house

2022

昨日は2022年の初現場でした。気持ち悪いほど空が青い。
お正月早々からDIYで家具の塗装を、ご苦労さまでした!竣工まであと少し。

こちらは昨年末に竣工したカフェのある住宅。
古道具を使えないか?とか、古材はどうか?と右往左往し、ギリギリまで悩んだカウンターでした。古い照明やドアに合わせて、木口に面を取ってすこしディテールを作ってみました。
春のオープンに向けて準備が続きます。

おまけ。
カレンダーを2021から2022へ。
写真の美しい @thisispark.jp のを定位置に。
@higashibatakanako のスケッチが添えられたのは階段を降りながら眺められるところに。
キッチンには知り合いの設計事務所から毎年いただくのを愛用しています。
自分で買ったのはシステム手帳のくらい。今年もアナログでいきます。

gotanda flat

photo by Natsuki Hamamura

worksに五反田フラットを追加しました。

築50年のマンションのリノベーションです。もともと2DKだった間取りを一旦スケルトンにして、ゆったりとしたワンルームに。年季の入ったコンクリートの躯体をアラワシにして、ピカピカにしすぎないよう注意深く手を加えました。
キッチン・浴室・洗面所の水廻りは一新して快適に。縦貼りにした長方形のタイルも馴染んでいます。壁一面に大容量の収納も設けました。
照明やドアノブなどの小物をビンテージを中心に選んでアクセントにしています。

撮影は浜村菜月さん。テキストは佐藤可奈子さん。旅行先からやってきたオブジェがそこかしこに散りばめられた、どこを切り取っても可愛いインテリアを余すことなく捉えた浜村さんの写真と、いつもながら見事な佐藤さんのテキストと構成。
「気負いのない」Iさんの住まいを感じてもらえればと思います。

straight design lab | gotanda flat

straight design lab | gotanda flat

straight design lab | gotanda flat

setagaya house, harajuku flat 2

先日は昨年竣工した住宅の撮影とインタビューでした。きれいに晴れた一日で、時間の経過によって光の差し方が刻々と変化するのを見飽きませんでした。
2枚目の手前は私が作ったベースにお施主さんがリノベーションした模型で、奥はお子さんがレゴで作った自邸。プランまで完コピされていたことに恐れ入りました!嬉しいサプライズ。

別の日のこと。
去年の今頃にリノベーション工事していたお宅にテーブルを納品しました。
リノリウム貼りの天板にスチールの脚。悩みに悩んで時間がかかったけれど、ちょうどいいサイズとカラーになりました。デザインと製作はSAT.PRODUCTS。
これでようやくダイニングのペンダントにガラスのカバーがつけられるようになりました。やっぱり素敵だ‥

おまけ。
久しぶりにモフモフのかわいこちゃんにも会えた。

note

オリジナルのノートができました。
何年か越しのプロジェクトがようやくかたちになって嬉しい。

設計のスタディや打ち合わせのメモ用にずっと使っているノートがあって、それでほぼ満足でしたが、さらに使い勝手が良くなるようにカスタマイズしてみました。
表紙は黒ベースのクラフト紙でしっかりとした厚みのものを選んでいます。一年近く使うこともあるので丈夫さは大事なポイントです。(グレーに見えますが)綴じている側に白インクで帯を入れています。

中身の罫線は4.55mmx4.55mmグリッドなので、910モジュールで設計をしている人には便利だと思います。200mmx120mmの小振なサイズで、クリアバック製本(上の写真)と無線綴じ製本(下の写真)の2種類。

デザインは葉田いづみさん
製作は江戸堀印刷所
贅沢なプロジェクトでした‥。

少し余分に作ったので、気になったら声をかけてください。

合わせてデザイン・製作してもらったフォルダもとても使い勝手がいいです!

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