先月竣工した国立ハウス2
コンパクトでシンプルな住宅ですが、お施主さんや職人さんと相談しながら細かなところにこだわった、ストレートデザインらしい住宅になったかなと思います。
2階はほぼ間仕切りなしのLDKで、三角の勾配屋根は高さ2m〜3.3m。
壁は白く塗装して、水廻りにはオーナーセレクトのあじのあるタイルを張ってアクセントにしました。
Journal
発売前から楽しみにしていた雑誌「HERS」Summer 2021
特集「暮らしを変える白」に登場する直井真奈美さんと葉田いづみさんのご自宅の設計を、ストレートデザインで担当させていただきました。
作ったりデザインしたりするものだけでなく、ご本人も白をイメージするテーマにぴったりなおふたり。憧れます。
worksに立川ハウスを追加しました。
いつもながら少し長めのテキストですが、たくさんの写真と一緒に紹介しています。ご覧いただけたら嬉しいです。

SAT.PRODUCTS Exhibition のお知らせ
深大寺のparkさんにて2年ぶり2回目の展示会です。
会期 : 7.15(木) – 7.24(土)
会期中営業日 : 木金土
営業時間 : 12:00 – 16:00
会場 : park | 182-0011 東京都調布市深大寺北町1-2-1
作家在廊日 : 7.17(土),7.24(土)
photo by Hirotaka Hashimoto
worksに千川ハウスを追加しました。
敷地は都心の住宅地に立地しています。60代のご夫婦と2匹の猫の住まいであり、ご主人がオープンを準備しているコーヒースタンドがあり、奥様の運営する三線(沖縄の三味線)のスタジオがあり、将来賃貸にできるスペースもある、+αの場所のある住宅です。
インタビューでは、なぜこれらの要素を住宅に取り込んだのか、という話を中心にお話をうかがっています。
オーナーのおふたりの話に耳をかたむけ、それぞれがやりたいことを楽しそうに取り組まれている様子を拝見し、そのポジティブな気配を家のそこかしこに感じると、漠然と想像していた「老後」がステレオタイプなイメージだったのではとはっとします。
家を建てるタイミングは人によって違いますし、終の住処といっても人それぞれです。その人が歩んできた生き方や考え方によっていくらでもバリエーションがあり得るんだな、なんて当たり前のことに今更ながら気がつきました。
テキストは佐藤可奈子さん。写真は橋本裕貴さん。昨年ちょうどコロナが深刻になってきた頃に竣工したためオープンハウスもできませんでしたが、千川ハウスに流れる心地よい空気とおふたりの暮らしや住まいに対する思いを十二分に引き出していただきました。
不安でしかなかった老後が少し楽しみになるような photo & text です。ご覧いただけたら嬉しいです。
ところどころに猫たちも登場しています!