Journal

hachioji house / tamagawagakuen house

先週は八王子ハウスの一年検査でした。一年があっという間です。
建具と照明を調整してもらいましたが、大きな不具合がなくてよかった。

音響システムにウーファーが加わり音楽環境がさらに素晴らしくなっていたり、新しい作品が加わっていたり、照明の便利なシステムが組まれていたり、庭にコンポストが導入されていたり。ささやかな、でも決定的な変化についての話を聞くのが面白かったです。いろいろと真似したい。

ご夫婦との会話が楽しくて、帰りたくなるほど心地のいい八王子ハウス。この日もやっぱり陽が落ちる頃までおじゃましてしまった。

毎年2月はあっという間に過ぎ去ってしまいますが、今月を振り返って。

3年ぶりに薪ストーブの会を開催しました。今年で9年になる玉川学園ハウスにて。
変わらない薪ストーブの暖かさと美味しいお料理が懐かしく、お子さんの成長に時間の流れを感じました。
将来は建築家になりたいというお子さん。頑張ってほしいです。

 
 
おまけ。
ちょっと気が早いけど、2023年のベストバイはプロジェクターかもしれない。
ここ数年、夕飯を食べながら映画やドラマを観るのが習慣になってましたが、テレビのない我が家では13インチのノートパソコンで見ていたので視聴環境が爆上がりです。
大きな白い壁面がないので、映写用のロールスクリーンを窓と同じサイズに作りました。両サイドののカーテンが昔の映画館のようです。
自然と観たい映画も変わって、アルパチーノやダスティンホフマンが出ている映画を今は好んで観ています。

BENCH / 住まいの設計

昨日は一年検査でBENCHに訪れました。
カフェを併設した住宅で、カフェBENCHは昨年の夏にオープンしました。

 

以前にペットシッターもしていたというオーナーさんは現在2匹の保護犬と一緒に暮らしています。仕事をしながら愛犬を見守れることも大事なご希望でした。

お客さんの中には動物が苦手な方もいるからと十分に気を配りつつ、気候のいい時にはテラスで過ごすペット連れのお客さんもたくさんいらっしゃるそう。
ビンテージの家具や照明を中心に設たインテリアは、老若男女(そして犬も)を受け入れ、皆さんくつろいで過ごされているそうです。

「住まいの設計」の最新号、No.704 2023年2月号 の特集「小商いできる家で楽しく暮らそう」で、BENCHを紹介していただきました。

ストレートデザインではこれまでにカフェや飲食店、器屋さん、作家のアトリエ、音楽スタジオなど、プラスアルファのスペースのある住宅を設計してきました。どの建物もオーナーの個性やセンスが隅々まで行き渡り、仕事も生活も楽しまれているのがそこに反映されています。そんなところが「小商い」に惹かれてしまう理由なのかもしれないです。

kunitachi house / & Premium

アンド プレミアム 2023 MAR.の特集「楽しく部屋を、整える」で、国立ハウスを取り上げていただきました。
「狭い」と「古い」にフォーカスし、そこに楽しさや魅力を見出すことがテーマとなっています。

竣工からもうすぐ13年。ますますカオスな水廻り+夫のワークスペースがフィーチャーされています。「整える」はもはや気にしないでください‥。

我が家のアイドルも登場しています。書店で見かけたらぜひ手に取ってみてください。

kunitachi house 2

photo by Toru Kometani

国立ハウス 2 をホームページにアップしました。

40代のご夫婦と小学生のお子さん2人が暮らす住宅です。
設計は、「小さい」ことをポジティブにとらえ、ご家族にとっての「ちょうどいい」を見つけるためのプロセスでした。ちょうどいい収納の場所やサイズを確かめたり、今持っているものが「新しい家でも本当に必要か?」と考えて、要らないと結論が出たらさっぱりと手放してしまう潔さ。そんな積み重ねで生まれたシンプルさなので無理がなく、本当に必要なものや、観葉植物・絵画・ラグなど暮らしを彩るものが生きてきて、風通しのいい場所が生まれるのだなと思います。
いつもながらお施主さんから学ぶことは多いです。

テキストは佐藤可奈子さん。撮影は米谷亨さん。陽気で気さくなお二人のおかげで終始リラックスした中でのインタビューと撮影でした。テキストや写真にもそれが表れているように感じます。

straight design lab | kunitachi house 2

straight design lab | kunitachi house 2

straight design lab | kunitachi house 2

straight design lab | kunitachi house 2

straight design lab | kunitachi house 2

kunitachi house 3

国立で住宅のリノベーションが竣工しました。築40年以上になる鉄筋コンクリート(RC)造の住宅のフルリノベーションです。

古いRC造の持つ独特の存在感に合わせて、リビングの両開き窓をスチールで製作しました。網戸をすっきり納めたくて部屋内側に引き込み式にしています。

時間と共に変化する光がきれいでした。

国立ハウス3ではリビングの照明にドイツのビンテージ照明を使っています。京都のARUSEさんに相談して選んだ照明たち。
Lindnerの小ぶりなガラスカバーの照明は、ARUSEさんのアドバイスで調光式にしました。明るさを絞った時のほのかな光がすてきです。

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