Journal

kunitachi house 3

国立で住宅のリノベーションが竣工しました。築40年以上になる鉄筋コンクリート(RC)造の住宅のフルリノベーションです。

古いRC造の持つ独特の存在感に合わせて、リビングの両開き窓をスチールで製作しました。網戸をすっきり納めたくて部屋内側に引き込み式にしています。

時間と共に変化する光がきれいでした。

国立ハウス3ではリビングの照明にドイツのビンテージ照明を使っています。京都のARUSEさんに相談して選んだ照明たち。
Lindnerの小ぶりなガラスカバーの照明は、ARUSEさんのアドバイスで調光式にしました。明るさを絞った時のほのかな光がすてきです。

ome house

先日、青梅で進めていた住宅を引き渡しました。
築200年になる住宅の建て替え。既存の建物の煤で真っ黒になった立派な梁と柱を、新しい建物で一部利用しています。その他の古い構造材や建具も引き取られて再利用されるのだそう。

古いもの/新しいもののあり方について考えさせられるプロジェクトでした。

譲り受けた木材は、LDKの梁と柱に再利用しています。古民家(‥も嫌いではないのですが)に寄せすぎず軽やかにすっきりとまとめ、ガラスのパーティション・スチールの階段・オーナーがセレクトしたビンテージの照明などのディテールでその間を繋ぐようなイメージです。
古民家の改修や移築が得意な工務店に工事を請け負ってもらい、大工さんの手加工で丁寧に仕上げてもらいました。

ORIGEN

大阪で骨董・美術品を扱うORIGENのリノベーション。ようやく竣工しました。

印刷所の倉庫・事務所だったというシンプルな建物の、1階の一部をショールームのようなスペースに、使っていなかった3階を展示やイベントのためのスペースに改装しました。
天井の高い1階には高さ3mの大ぶりなスチールの建具を製作。オーナーが収集した古いガラスを嵌めています。ゆらゆらとした質感がたまりません。

古いものもモダンなものも受け入れられる懐の深い場所になりそうで、今後の展開が楽しみです。

視点ー機能と形状・形状と抽象

大原温 / SAT. PRODUCTS
那覇のLuft shopさんにて展示が始まりました。

SAT.PRODUCTS のラインナップに照明が加わりました。大小ふたつのサイズがあります。

視点ー機能と形状・形状と抽象

大原温
竹島智子

日時
2022年9月1日〜24日 木金土 13:00~18:00

場所
Luft shop
902-0065 沖縄県那覇市壺屋1-7-16, #103
1-7-16, #103, Tsuboya, Naha city, Okinawa, 902-0065

tachikawa house 2

立川の住宅。竣工からあっという間に1ヶ月以上が経ってしまった。

ウォームグレーで仕上げた壁・天井が光の加減で色々なニュアンスに見える。
オイル塗装の木部、煉瓦色のリノリウム、スチールの階段・建具やフレキシブルボードのグレーのグラデーション、シンプルな白いタイル。

1 2 3 4 5