Journal

ome house

先日、青梅で進めていた住宅を引き渡しました。
築200年になる住宅の建て替え。既存の建物の煤で真っ黒になった立派な梁と柱を、新しい建物で一部利用しています。その他の古い構造材や建具も引き取られて再利用されるのだそう。

古いもの/新しいもののあり方について考えさせられるプロジェクトでした。

譲り受けた木材は、LDKの梁と柱に再利用しています。古民家(‥も嫌いではないのですが)に寄せすぎず軽やかにすっきりとまとめ、ガラスのパーティション・スチールの階段・オーナーがセレクトしたビンテージの照明などのディテールでその間を繋ぐようなイメージです。
古民家の改修や移築が得意な工務店に工事を請け負ってもらい、大工さんの手加工で丁寧に仕上げてもらいました。