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hanno house / Sumai

飯能ハウスが雑誌「住まいの設計」2020.10, no.690に掲載されました。
特集「キッチン・ダイニング&バスルームのつくり方」で「コンパクト&シンプルでも明るく使いやすいキッチン」と紹介されています。

一見シンプルなようで、家事の動線、スタンディングタイプのガスレンジや大型の食洗機などの設備機器、カウンターや窓の高さや奥行き、食器や調理器具の置き場所やしまい方、照明やコンセントの配置等々、時には建主であるKさんご自身でスケッチを描きながら熟考を重ねたキッチン。毎日のことだから好きなものに囲まれて気持ちよく作業したいという思いが詰まった場所になりました。
キッチンカウンターのデザイン・製作は、camp / 大原 温さん。

どっしりとしたビンテージのダイニングテーブルや食器棚が馴染むように、パーケットフローリング、古い波板ガラスを利用したガラスの欄間、タイル、照明器具を用いて、少し懐かしい雰囲気に。

料理をしたり、掃除や洗濯をしたり、庭仕事をしたり、空いた時間にピアノを弾いたり。家で過ごす時間が楽しくてしょうがないと嬉しそうに話してくださるKさんに、私まで嬉しくなりました。

そしてもう一冊ご紹介です。

心地よい空間をつくる小さな設計・建築事務所」(パイインターナショナル)で、ストレートデザインの事例を取り上げていただきました。
全国各地101人の仕事が紹介されたボリューム感たっぷりの一冊です。

書店で見かけた時には、ぜひお手にとってみてください!

Nishitokyo house, Harajuku flat

photo by Akira Nakamura

ウェブサイトに掲載していただいた記事をいくつかご紹介いたします。

西東京ハウスがウェブサイト「日刊 住まい」で紹介されています。雑誌「住まいの設計」の記事が、ウェブ用にリライトされています。

17坪の小さい敷地に!4人家族が楽しく暮す仕掛けをギュッと詰め込んだ

photo by Takeru Koroda

同じく「日刊 住まい」でもうひとつ。愛用の椅子を紹介しています。こちらも雑誌からの転載です。

愛用の椅子を見せて!建築家4組に聞きました

photo by Natsuki Hamamura

最後は、原宿フラット。
ウェブマガジン「くらしマグネット」の連載「ネコと暮らせば」で紹介されています。

ネコと暮せば vol.1 まきゃべりくん&浜村菜月さん

お時間のある時にぜひのぞいてみてください!

urawa house / LiVES

浦和ハウスが雑誌「LiVES」vol.110, April-May, 2020に掲載されました。
特集「最高の間取りのつくり方」で「玄関を遊びの広場に。自由度と開放性で無理なく子育て」と紹介されています。

中学生から就学前までのお子さんが暮らす浦和ハウス。設計の段階から、現在、5年後、10年後、15年後‥お子さんの成長にしたがって家族の生活が変化する中で、どんな住まい方ができるのだろう?というのは中心となるテーマのひとつでした。例えば今切実であることについても数年後には全く問題ではないことだってあるのではと思います。その時になってみないとそうなるかどうかはわかりませんが、ちょっと想像してみることも大事なことですよね。

浦和ハウスでは広い土間やロフト、個室になっている子供室と仕切りのない子供スペースなど、所々に余白を作っておくことで変化に対応できる仕掛けをつくりました。お子さんが三輪車で疾走する土間も数年後には違った場所になっていて、三輪車時代を懐かしく思い出すかもしれない。そんな想像をするのも楽しいです。

SumaiとLives。書店で見かけた時にはぜひお手にとってみてください。

nishitokyo house / Sumai

西東京ハウスが雑誌「Sumai 住まいの設計」4月号に掲載されました。
世代ごとの暮らしをテーマにした特集「30代の家と暮らし、50代からの家と暮らし」にて、30代の家の事例として「スペースは最低限の要素でOK! 家族4人が楽しめるシンプルな家」と紹介されています。

音楽が好きなご主人の楽器や機材がリビングやロフトに配置され、奥さまの好きな観葉植物や切り花やドライフラワーがそこかしこにあしらわれ、お子さんのおもちゃや工作がさりげなく取り入れられています。ロフトを入れても25坪少しの床面積にこれだけの盛りだくさんな要素が入れば混沌としそうなものですが、むしろ親しみやすいリラックスした空間になっています。

30代の家、50代の家。とても興味深いテーマです。
建てる時期が違えば優先事項も変わるのは当然ですが、心地いいと感じる気持ちは変わらないはずです。時間を経てもその時々で楽しく暮らせる家であることも大切にしたいと思います。

おまけ。今日の金物
哲学者ウィトゲンシュタインが設計したストーンボロー邸のドアノブが復刻されているのを知ってしまったからには、使うあてなんかなくたって手に入れなくてはなりません。
装飾のない白い壁、規則的に並ぶスチールサッシ、裸電球の照明が衝撃的にかっこよくて、今も昔も憧れの建築です。スチールサッシが好きなのは彼の影響かもしれません。偏執的にこだわったといわれる美学がドアノブひとつにまで感じられ、握ってはニヤニヤしてしまう。
general viewで見つけました。

H.works / 100% LiFE

photo by Takeru Koroda

H.worksがウェブマガジンの100% LiFEに掲載されました。

小さなお店のある家
家も暮らしの器 自分に心地いい暮らし

インタビューとテキストは佐藤暁子さん、写真は米谷享さん。これまでに葛西ハウス国立ハウスでも取材をしていただいている、写真もインタビューも自然体で頼りになるおふたりです。

インタビュー中のH.works店主園部さんの言葉「私の器選びの基準は、自分の心にぴたっとくるものかどうか。つくり手の思いや実際の使い勝手など、見た目以外のことも重要なので、作家さんとも対話を重ねています。家も器も似たようなところがあると思います。」には、なるほどと思いました。

お店におじゃますると素敵な器と園部さんとの会話で、気がつけばつい長居してしまうH.works。そんなおおらかな雰囲気を記事からも感じてもらえると嬉しいです。

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