nishitokyo house / Sumai
- 2020.03.16
- Media
西東京ハウスが雑誌「Sumai 住まいの設計」4月号に掲載されました。
世代ごとの暮らしをテーマにした特集「30代の家と暮らし、50代からの家と暮らし」にて、30代の家の事例として「スペースは最低限の要素でOK! 家族4人が楽しめるシンプルな家」と紹介されています。
音楽が好きなご主人の楽器や機材がリビングやロフトに配置され、奥さまの好きな観葉植物や切り花やドライフラワーがそこかしこにあしらわれ、お子さんのおもちゃや工作がさりげなく取り入れられています。ロフトを入れても25坪少しの床面積にこれだけの盛りだくさんな要素が入れば混沌としそうなものですが、むしろ親しみやすいリラックスした空間になっています。
30代の家、50代の家。とても興味深いテーマです。
建てる時期が違えば優先事項も変わるのは当然ですが、心地いいと感じる気持ちは変わらないはずです。時間を経てもその時々で楽しく暮らせる家であることも大切にしたいと思います。
おまけ。今日の金物
哲学者ウィトゲンシュタインが設計したストーンボロー邸のドアノブが復刻されているのを知ってしまったからには、使うあてなんかなくたって手に入れなくてはなりません。
装飾のない白い壁、規則的に並ぶスチールサッシ、裸電球の照明が衝撃的にかっこよくて、今も昔も憧れの建築です。スチールサッシが好きなのは彼の影響かもしれません。偏執的にこだわったといわれる美学がドアノブひとつにまで感じられ、握ってはニヤニヤしてしまう。
general viewで見つけました。