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hachioji house

八王子ハウスをworksにアップしました。

Webデザイナー/コーダーのご主人と、イラストレーター/クラフト作家の奥様の仕事場でもあるので、おふたりが一日を過ごす場所となります。働いている時も日々の暮らしも快適に過ごせることが大切なテーマでした。

その「快適さ」の中で大きな割合を占めるのが、音響についてでした。
はじめてご相談に来てくださった時にはすでに、listudeの多面体スピーカーがリビングの床から1.2mの高さに吊るされることが決まっていました(ご主人のスケッチの中にしっかりと書き込まれていた)。その時にはリビングの配置どころか敷地さえも決まっていなかったというのに。
面白くなりそうな予感しかありませんでした。

インタビューとテキストはエディター/ライターの佐藤季代さん。古くからの友人でもある佐藤さんは、取材を通じて彼女の仕事を見てきたこともあって安心してお任せできる頼もしいパートナーです。
撮影は栗原論さん。クリアな写真は「ニュートラルなグレー」を目指した八王子ハウスの空気感をしっかりと捉えています。

愛猫家のおふたりは、半年ほど前に一匹の仔猫を家族に迎えられました。猫にとっても快適な家であるといいなと思います。

hopeless grey

那須塩原の仕事の帰りにちょうどいい新幹線がなかったので、宇都宮線、湘南新宿ラインを乗り継いでのんびり戻りました。中途半端な時間帯で車内が空いていたので4人掛けのボックス席を独り占めして、鞄に入れていた本を読む。
スウェーデンを拠点とするガラス作家の山野アンダーソン陽子さんの「ガラス」。

現場で色について考えていたところだったので「ホープレスなグレー」という言葉に目が止まった。
京都で生まれ育った私にとって、曇天続きの京都の冬は「ホープレスなグレー」でしかなかったけれど、北欧のホープレス度はそんなもんじゃないんだろうなと俄然興味が湧く。寒いのは超苦手だけど見てみたい。

共同して進めているプロジェクトでアーティストに翻弄されて、そこ怒るところだよねっていう場面でも思わず笑えてしまう山野さん。同じようなことを言っていた大学時代の友人を思い出した(しばらく会ってないけど元気にしてるかな)

park at night

週末はparkへ。
普段は夕方までの営業なので夜のParkは新鮮です。温かい灯が心地よい。
昨年に続いて三重県亀山にあるレストラン ひのめさんのディナーイベントにおじゃましました。

old magazines

義父の建築雑誌のコレクション。
夫の実家に60年代から80年代の膨大な雑誌があり、読み出したら止まらない。

好きな雑誌はとっくの昔に廃刊になって、建築雑誌を読む習慣がなくなって久しい。だけど時代のムードが色濃く反映されている雑誌は貴重だしやっぱり面白い。

義父の雑誌は記念に数冊を残して、大学の研究室に寄贈するそうです。令和の若い学生さんが興味を持ってくれたら、それほど嬉しいことはない。

orange tree

天気の良い週末。

庭の木に毎年たくさんの柑橘が実る。何という種類かわからないのだけれど、黄色い色をした小ぶりな果実です。気候が良かったのか遅めに収穫したのが良かったのか、今年は酸味が控えめで絞ってジュースにするとなかなか美味しい。

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