Journal

lightings

一目惚れした照明が京都から届きました。

ドイツのガラスカバーの付いたペンダント、rademacherのアームランプ、lindnerの壁付けランプ。機能的で惚れ惚れする美しいディテール。
すべてARUSEさんで購入しました。

また見境なく買ってしまったが、ペンダントとアームランプは先週竣工したリノベーションと来年着工する予定のリノベーションで使うことになりました。

おまけ。
現場監理に京都に往復しています。
日帰りになることも多く、慌ただしく予定をこなしつつ合間にコーヒータイム。
一つ目はAce Hotelにあるコーヒースタンドの有機的な曲線に赤い色の個性派カウンター。
二つ目はいつ見てもかっこいいイノダコーヒー本店のカウンター。普段はブラック派ですが、ここにくると砂糖ミルク入りにしてしまう。
カフェのデザインが気になるこの頃です。

hanno house

photo by Hirotaka Hashimoto

worksに飯能ハウスを追加しました。

飯能市の郊外に建つ住宅です。近くに入間川が流れ、遠くの山並みも望める自然豊かな環境です。
1階にLDKと家族みんなが楽しむピアノのための音楽室を、2階にそれぞれの個室とライブラリーをコンパクトにまとめました。季節の草木が丁寧に整えられた庭に、4.5畳の屋根付きのテラスを設けています。

オーナーのKさんにとっては2度目の家づくりでした。どういった経緯で家作りをしようと思ったのか、お住まいになられてどう感じているのかを率直に聞かせていただきました。

写真は橋本裕貴さん。丁寧に時間をかけて撮ってくださったのが印象的でした。人が写っていなくてもそこで営まれている暮らしを感じられます。ホームページでもたくさん使わせていただきましたが、まだまだ素敵な写真があるので折々に紹介したいと思います。
インタビューとテキストはお馴染みの佐藤可奈子さん。住宅・住まい・暮らしにまつわる幅広く深い洞察力に、建主さんの気持ちに寄り添ってくださる優しさが備わっていて、佐藤さんにしか書けない文章だなと思います。
そしていつも明るく真っ直ぐなKさん。計画中も、重大な決断をぴょんと軽く飛び越えちゃうようなおおらかさに、こちらまでポジティブな気持ちになり励まされました。仕事と両立しながら毎日の家事を楽しくこなす工夫も見習いたいところです。

自分で言うのもなんですが、読んでいてじーんとなる素敵なリポートです。家をつくることについてあらためて考える機会になり、背筋が伸びる思いでした。少し長いテキストですが、お読みいただければ嬉しいです。

curry

出てきた瞬間に、わー!と声が出た夫作のポークビンダルー。samosa wala timokeさんのカラフルな付け合わせと共に。レシピもティモケさんに紹介していただいたもの。今までで一番美味しかったです。メキメキと腕を上げておられる。

今年の食欲の秋はカレー一色でした。普段料理をしない夫が突然カレーに目覚めて、スパイスや調理道具が増殖中。

これまでの夫カレーの記録。順番に、ペッパーチキン、仕上げにディルを入れたこっくりカレー、しっかりカレー、こってりカレー、野菜で出汁をとったあっさりカレー、基本のカレー。すべてカレー番長の水野さんのレシピより。

十数年ぶりにトースターを新調しました。大幅な軽量化と小型化を実現。これを機にキッチン周りのプチ改装をしようかと妄想中です。

いただいたレモンのジャムがとても好みでした。さっぱりした甘酸っぱさが寝起きにちょうどいい感じ。ナスのジャムもおいしかったです。馴染みの食材×調理法の中にも未知の世界がまだまだありますね。

hanno house

秋晴れの撮影日和。飯能ハウスのインタビュー&撮影をしました。

仕事を忘れてすっかりリラックス。
秋の日差しの心地いい一日でした。

kunitachi house / 住む。

国立ハウスが雑誌「住む。」75号, 2020 秋に掲載されました。
特集「暮らしと仕事をこの家で」の第二部「我が家を設計する」で、「合理的で簡素な家から生まれる設計の力」と紹介していただきました。

コロナ禍の影響で、仕事と暮らしのあり方がそれ以前から大きく変わった人も多いと思います。国立ハウスは家=仕事場なので、日々気持ちよく仕事し生活することは重要なテーマです。どうしても仕事に比重が傾いてしまいがちなのであまりいいお手本ではないですが、身近なテーマとして捉えてもらえると良いなと思います。
 
そして個人的には「建てた直後よりも10年後が良い建物」を目標に設計してきましたが、実際に10年が経過してどうだったのかと少し客観的に考える機会になりました。
暮らし始めて11年が経過し、サビサビになってきたスチールで作った建具など、ダメなところも含めて愛着のある家に育ちました。これから先もメンテナンスをしながら育てていきたいと思います。
 
 
「木造、平屋、里山暮らし、改修、自然エネルギー」をキーワードに、まっすぐなメッセージが感じられる雑誌「住む。」。とはいえ(おそらく持ち家派ではないだろう)都築響一さんのエッセイが載っていたりする柔軟さが心地いいなあと思います。
書店で見かけたらぜひ手にとってみてください。
 
 
サビ猫もちらっと登場しています。
17 18 19 20 21 22 23