Journal

osaka

江戸堀印刷所の現場は解体工事が進行中。職人さんが既存の壁紙を剥がすのに苦労されていて申し訳ないです‥。

既存の図面がなく、特に天井裏は開けてみるまで詳細がわからなかったのですが、大きな問題もなさそうです。よかった。寸法を計り確認しながら細かな納まりを打ち合わせます。

大阪について。

生まれてから大学を卒業するまで近くに住んでいたというのに、これまで全くの食わず嫌いだったと認めないわけにはいきません。

このプロジェクトが始まって以来ちょくちょく行くようになって、なぜか抱いていた変な思い込みや偏見が、あっという間になくなりました。

現場の行き帰りや途中の空き時間なので、うろうろしているのは限られたエリアなのですが、町の感じがいい。少し古くなったビルが上手にリノベーションされて、雰囲気のあるレストランやカフェ、セレクトショップ、本屋さん、ギャラリーなどに使われている。

そしてなによりゴハンがおいしい。その上、リーズナブル。家の近所に持って帰りたい店が目白押しです。

おそるべし大阪。

osaka, kyoto

今週から関西です。関西のみなさまどうぞよろしく!

打合せ初日。少し早めに家を出て糺の森を抜けて駅に向かいました。空気がひんやりして気持ちがいい。気持ちが引き締まります(‥のはずが、この後大阪で道に迷って痛恨の初日遅刻‥嗚呼)。

大阪の印刷屋さん、江戸堀印刷所の内装工事がついに着工しました。約3週間、京都から現場に通う予定です。

今日は夏休み明けのFRAU PILZさんにおじゃましてきました。久しぶりにお会いするアユミコさんがてきぱきと作業されているのを見ながら少しお話し。奇妙でかわいいキノコのオブジェがここかしこにちりばめられたお店は、彼女にしっくりと馴染んでいるように見えました。

そういや、去年の今頃は、漆喰にまみれていたなあ‥感慨深いです。

rainy day

久しぶりの雨。

窮屈な鉢から大きな鉢に植え替えてもらったゴムの木は、ますます大きくなりそうです。

壁のバッテンは

建具のサイズを原寸大で確認するためにマスキングテープを貼ってみました。判断に迷った時は一度原寸で考えてみます。

大きすぎて端っこが折れてしまっています。

MOMOとかSUSUとか

MOMO。ワン オブ マイ フェイバリット フルーツです。食べる直前に冷やすのがよいそうで、部屋の中に置いておくと甘酸っぱい香りがしている。

桃というと思い出すのは、大学を卒業し横浜で生活しはじめた年の夏のこと。北海道から友達が遊びに来ました。稀にみる猛暑で、お米が大不作だった年です。エアコンのなかった私の下宿は耐え難い暑さで、二人で桃を剥いては食べた。今は女医である彼女が、「桃は体を冷やすから」と主張していたが、本当かどうかは謎です。体が冷えたかどうかは記憶にないけど、若い娘(当時)がけだるく桃を食べている少し滑稽な姿は、今でも鮮明に憶えています。

SUSU。漢字で書くと「素住」というインテリア&ライフスタイルの雑誌に「国立ハウス」が掲載されました。「涼しい住みごこちの家」という特集で、ソーラーシステム「そよ風」を中心に取材していただきました。

また、同じくインテリア&ライフスタイルの雑誌「I’m home」でも「宇都宮ハウス」がちょこっと掲載されています。「style up INTERIOR」という特集で、エントランス部分を取り上げていただきました。

書店で見かけたら手に取ってみてくださいね。

おまけ。

夏バテ気味の住人にはおかまいなしで、わが家の植物たちは夏を謳歌しています。株分けしたビカクシダたちもぐんぐん成長しています。

なんでもない日常のなかに、どんな景色があるのだろう。6

気がつけば展示会が終わって約1週間が経ってしまった。

最終日は台風の影響の大雨でどうなることかと思いましたが、終了間際まで駆けつけていただいたことには本当に感謝でした。

深夜までかかって撤収も終了。おかげさまで無事会期を終えることができ、ひとまずほっとしています。

‥そうそう、家具の話でした。

家具はすべてcamp / 大原温がデザインしたのですが、その考え方に共感しましたので少し紹介させていただきます。

今回作りたかったのは自分が使いたいと思うような収納家具です。シンプルだけど存在感があって、使いながら手を加えることもできる家具。

そこでたどり着いたのが、スチールのフレームと木の造作の組み合わせです。スチールで大きな枠組みを作って、木工で造作する。これならアレンジがいろいろとできそうです。

例えば、引き出しをスチールフレームから吊ってみたり

オープンのボックスをフレームの上に載せてみたり

棚板をガラスにして飾り棚にしてみたり

この菱形の線は‥

カードが立てられます!(ちなみにカードはwinged wheelさんのもの)

他にも、例えば手持ちの家具や既製品と組み合わせるなど、アイデア次第で使い方が広がりそうです。

これからも展開させてみたいと思ってる家具のシリーズです。

1 2 3 4 5 6 7