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senkawa house

photo by Hirotaka Hashimoto

worksに千川ハウスを追加しました。

敷地は都心の住宅地に立地しています。60代のご夫婦と2匹の猫の住まいであり、ご主人がオープンを準備しているコーヒースタンドがあり、奥様の運営する三線(沖縄の三味線)のスタジオがあり、将来賃貸にできるスペースもある、+αの場所のある住宅です。

インタビューでは、なぜこれらの要素を住宅に取り込んだのか、という話を中心にお話をうかがっています。
オーナーのおふたりの話に耳をかたむけ、それぞれがやりたいことを楽しそうに取り組まれている様子を拝見し、そのポジティブな気配を家のそこかしこに感じると、漠然と想像していた「老後」がステレオタイプなイメージだったのではとはっとします。
家を建てるタイミングは人によって違いますし、終の住処といっても人それぞれです。その人が歩んできた生き方や考え方によっていくらでもバリエーションがあり得るんだな、なんて当たり前のことに今更ながら気がつきました。

テキストは佐藤可奈子さん。写真は橋本裕貴さん。昨年ちょうどコロナが深刻になってきた頃に竣工したためオープンハウスもできませんでしたが、千川ハウスに流れる心地よい空気とおふたりの暮らしや住まいに対する思いを十二分に引き出していただきました。

不安でしかなかった老後が少し楽しみになるような photo & text です。ご覧いただけたら嬉しいです。

ところどころに猫たちも登場しています!

kunitachi flat / TOKOSIE

先日、打ち合わせで国立フラットに伺いました。葉田さんにお会いするのも1年以上ぶり。
午後の穏やかな日差しの中で、時に脱線してたわいのない話をするのが心地よくて、長らく忘れていた感覚が戻ってきたような気持ち。大切な時間でした。

ウェブマガジン TOKOSIE で、国立フラットが紹介されています。

リノベーションからちょうど5年が経過した国立フラット。時間が経過しますます素敵なインテリアに!ぜひご覧ください。

このところ、設計させていただいた住宅やお店にお伺いする機会が続きました。

昨年末に竣工したマンションのリノベーション。お引っ越し後にようやく伺えました。
コの字型に囲まれているテラスが素敵なことになっている。夕暮れ前の心地よい時間でした。

また別の日。
深大寺のparkへ。直井真奈美さんの器展に伺いました。
緑の美しい季節に端正な陶器がたたずむ景色は、いい目の保養になりました!

gotanda flat

マンションのリノベーションが竣工しました。

以前にARUSEさんで手に入れたドイツの古いアームランプが古いコンクリートによく似合っています。
洗面室の木製ドアには古いステンレスのドアノブを選びました。

 
 
 
 
タイルは好きな素材のひとつです。
形×色×貼り方でバリエーションが無限にあるのが楽しくも悩ましいところ。
ここでは二丁掛けタイルを縦に芋目地(縦と横の目地を通す貼り方)で貼っています。浴室には薄い水色、洗面とキッチンには白を選びました。
 
 

green and river

ようやく、しさしぶりのオフに、房総半島にある養老の滝に行きました。
遊歩道が整備されていてトレッキングというよりは散歩でしたが、水面に映る緑が美しくいい気分転換になりました。

kokubunji house, kunitachi flat, kasai house

5年前に竣工した住宅に衣類乾燥機を設置しました。凄腕の職人さんのおかげで元々そこにあったかのように収まっている。洗濯機と乾燥機が横並びなのは使いやすそうですね。
階段スペースにつくった家事スペースの反対側はライブラリーになっています。

5年が経ち家族がひとり増え、庭の植物も大きく成長していました。
お庭からお裾分けしてもらったユーカリとクリスマスローズからふわっといい香りがします。

 
 
国立フラットが、casa BRUTUS, 2021 APRIL, vol.252 「ORGANIZE YOUR LIFE 暮らしを整える、整理術」(マガジンハウス)に、
葛西ハウスが、「Dnesignhouse Ideabook」(扶桑社)に掲載されました。
時間が経ってもなお美しく、自分たちらしく生活されていることに嬉しくなります。
書店で見かけた時には手にとってみてください。
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