akiruno house / 住まいの設計
- 2019.07.21
- Media
あきる野ハウスが「住まいの設計」8月号に掲載されました。
特集「自分らしいキッチン&美しいバスルームと暮らす」で「無駄をそぎ落とした潔く美しいキッチン」と紹介していただいています。
3年が経過したあきる野ハウスですが、昨日引っ越したと言っても信じてしまいそうなほどすっきりしたお住まいは、とても小さなお子さんがいる家族とは思えません。いつも我が家に戻ってくると断捨離したくなります‥。
「掃除や片付けはどちらかというと苦手。だからものを持たないようにしているだけ」とは奥さまの言葉。ちゃんとしまう場所があれば片付くはずですもんね。ものがあふれちゃうと片付けるのも億劫になります。
でもただものが少なければいい、シンプルならばいいと思われているわけでもなさそうです。
例えばキッチンカウンターは、シンクとガスコンロだけのシンプルなステンレスのカウンターですが、水栓は機能的で見た目にも一目惚れしたという厨房仕様を選択。おそらくストレートデザイン史上一番高価なキッチン水栓です(笑)
キッチンカウンターの下にはBISLEYの事務用のスチールキャビネットが置かれています。深さの浅い引き出しはカトラリーの収納にも便利と聞いて、なるほど!と思わずにはいれませんでした。
食器棚は壁付けにした小さな合板製。収まっている食器はイッタラのTeemaなど和洋中なんでも活躍しそうなものばかり。小さなお子さんも樹脂製の子供用ではなく大人と同じ食器を使っていました。同じ食器を色違いで揃えたカラフルな食卓の風景も素敵でした。
自分にしっくりくるものを必要なだけ。そんな思いがそこかしこに感じられます。
玄関から靴のまま庭まで通り抜けられる土間もあきる野ハウスの特徴です。通り抜けた先には建て替え前からある紅葉の木が青々として、美しい影を落としていました。
書店で見かけた時にはぜひお手にとってみてください。