Journal
見事に晴れた青空の下、千葉で進めている住宅の地鎮祭をおこないました。
あともう少しで着工です。
その後、上野でおこなわれている活版凸凹フェスタ2012へ。江戸堀印刷所も参加すると店長のオノさんから聞いておじゃましてきました。
この展示会で江戸堀印刷所オリジナルのステーショナリーがお披露目されということで楽しみにしていたのです。中でもグラフィックデザイナーのヤマノさんがリデザインしてかっこ良く生まれ変わった、余り紙をリサイクルしたノートは、思わず色違いで大人買いしてしまった。サイズといい5ミリの方眼といい使い勝手がよさそうで、私の新しい定番になりそうです。
思えば印刷機と「江戸堀印刷所」という名前以外の何もなかった一年前、こんなことができたらいいねって話していたことが徐々にかたちになりつつあって、なんとも感慨深いです。これからの展開も楽しみ。
活版凸凹フェスタ2012には、初めて活版印刷に触れてしまったワークショップ主催者の方も参加していてばったり再会しました。あの時以来、活版との付き合いがゆるく続いているのが不思議です。
ホームメードクッキーズ
- 2012.04.28
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ついに恐れていたことが現実になってしまった‥なんて言ったら大げさに思われそうなのですが‥。実家の近所のお菓子屋さんが手作りクッキーを作るのを辞めてしまうそうなのです。
あのクッキーが永遠に失われてしまったと思うと涙が出そうです(決して大げさな表現ではなく)。
特に有名店でもない、夫婦で切り盛りしているような本当に普通のお菓子屋さん。ポッキーや駄菓子が置いてあるお店の一角に手作りのクッキーが並んでいました。幼いころ祖母にねだって買ってもらっていたクッキーは、素朴な味も形も(もしかすると値段も?)そのままで並んでいるし、店のおばちゃんも驚くほど変わっていない。市場がスーパーマーケットになり、周りの店が移り変わって行くなかで、時間が止まっているんじゃないかと錯覚すらしていました。30年以上にわたって毎日淡々とクッキーを焼いて、にこにこしながら店に立つって実はすごいことなんじゃないかと、今頃気がついたりして。
いまだに未練たらたらで残念でなりませんが、とにかくおつかれさまでした。
それにしても、たまに投稿すると食べ物の話ばかりというのはどうしたものか‥。
Edobori Printing meets Meets
- 2012.03.07
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関西の情報誌 Meets Regional に江戸堀印刷所が載りました!と、店長のオノさんから雑誌を送っていただきました。
大阪、西区の特集号。「靭(ウツボ)公園=セントラルパーク、大阪ドーム=ヤンキースタジアム」つまり「西区(ニシク)=NYC!」と、ダジャレをそのまま特集にしているのがすでに大阪っぽい(失礼)。
NYCかどうかは別にして、打ち合わせで訪れる度に近所のお店に案内してもらい、工事中はほぼ毎日通ってあたりを徘徊しているうちに、私もすっかりニシク・ファンになってしまった。おしゃれな飲食店も中身は大阪クオリティ。コストパフォーマンスも素晴らしく一度もハズレなかったもんなあ。新しいお店ばかりでなく、昼に1時間だけオープンする謎の喫茶店も、有名な建築系の書店といった老舗(と、そのおばあちゃん店主)も負けずに元気がいい。
そんな街にオープンして早数ヶ月になる江戸堀印刷所。少しずつ地域とのつながりもできてきましたとうれしそうに報告してくれるのを聞いて、私もうれしくなりました。
(今回は写真もNYC風で)
one snowy day
- 2012.02.29
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