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osaka, kyoto 2

江戸堀印刷所の工事は着々と進んでいます。

壁紙を剥がし終わると、天井・壁の下地作り→電気の配線→天井・壁のボード張り→壁の見切や巾木と扉の取り付け→  床のPタイル剥がし→天井・壁の塗装‥と続きます。改装ではどの工程も一筋縄ではいかず、職人さんの丁寧な仕事に助けられています。

その間、お店の中身も詰めていきます。グラフィックデザイナーのヤマノさんとロゴなどについて打合せたり、

使おうと思っている照明器具の会社に押し掛けて、実際に見せてもらったり(文字通りなかば強引に押し掛けてしまい、かなり迷惑そうでした‥すいません‥)、

何度か決起集会をしたり、気になるイベントやお店を偵察したり。

あと少しです。

京都では、今は弟家族の暮らす実家で寝泊まりしています。今年の春に改修した家は居心地がよく、姪っ子と甥っ子ものびのびと育っています。

仕事の合間に、義妹のキョウコちゃんに誘われて、お友達のお宅見学をご一緒させてもらったのも楽しかったです。

訪れたのは、京都の建築家さんが設計されたリノベーション、偶然にも知り合いの建築家が設計されたリノベーション、学生時代に建築を勉強されていた方がご自身で住みながらDIYされたリノベーションと、経緯はいろいろで、出来上がった家もまたそれぞれ個性的でした。どの家もご家族の住まいに対する思いが、自然と家の佇まいに調和していてとても魅力的でした。実際に住まれてみての感想や、根掘葉掘の質問にも気さくに話してくださって本当に勉強になりましたー。

そうそう、住まい手のお友達が、建物に負けずみなさん魅力的な方だったことを言っておかなくてはいけません。Hさん宅では、居心地のいい空間とHさんの人を引き込む話術のせいで、思わず長居してしまいました‥カメラも持っていたのにすっかり撮り忘れてるし‥。いつか再訪したい家ばかり。

osaka

江戸堀印刷所の現場は解体工事が進行中。職人さんが既存の壁紙を剥がすのに苦労されていて申し訳ないです‥。

既存の図面がなく、特に天井裏は開けてみるまで詳細がわからなかったのですが、大きな問題もなさそうです。よかった。寸法を計り確認しながら細かな納まりを打ち合わせます。

大阪について。

生まれてから大学を卒業するまで近くに住んでいたというのに、これまで全くの食わず嫌いだったと認めないわけにはいきません。

このプロジェクトが始まって以来ちょくちょく行くようになって、なぜか抱いていた変な思い込みや偏見が、あっという間になくなりました。

現場の行き帰りや途中の空き時間なので、うろうろしているのは限られたエリアなのですが、町の感じがいい。少し古くなったビルが上手にリノベーションされて、雰囲気のあるレストランやカフェ、セレクトショップ、本屋さん、ギャラリーなどに使われている。

そしてなによりゴハンがおいしい。その上、リーズナブル。家の近所に持って帰りたい店が目白押しです。

おそるべし大阪。

osaka, kyoto

今週から関西です。関西のみなさまどうぞよろしく!

打合せ初日。少し早めに家を出て糺の森を抜けて駅に向かいました。空気がひんやりして気持ちがいい。気持ちが引き締まります(‥のはずが、この後大阪で道に迷って痛恨の初日遅刻‥嗚呼)。

大阪の印刷屋さん、江戸堀印刷所の内装工事がついに着工しました。約3週間、京都から現場に通う予定です。

今日は夏休み明けのFRAU PILZさんにおじゃましてきました。久しぶりにお会いするアユミコさんがてきぱきと作業されているのを見ながら少しお話し。奇妙でかわいいキノコのオブジェがここかしこにちりばめられたお店は、彼女にしっくりと馴染んでいるように見えました。

そういや、去年の今頃は、漆喰にまみれていたなあ‥感慨深いです。

rainy day

久しぶりの雨。

窮屈な鉢から大きな鉢に植え替えてもらったゴムの木は、ますます大きくなりそうです。

壁のバッテンは

建具のサイズを原寸大で確認するためにマスキングテープを貼ってみました。判断に迷った時は一度原寸で考えてみます。

大きすぎて端っこが折れてしまっています。

MOMOとかSUSUとか

MOMO。ワン オブ マイ フェイバリット フルーツです。食べる直前に冷やすのがよいそうで、部屋の中に置いておくと甘酸っぱい香りがしている。

桃というと思い出すのは、大学を卒業し横浜で生活しはじめた年の夏のこと。北海道から友達が遊びに来ました。稀にみる猛暑で、お米が大不作だった年です。エアコンのなかった私の下宿は耐え難い暑さで、二人で桃を剥いては食べた。今は女医である彼女が、「桃は体を冷やすから」と主張していたが、本当かどうかは謎です。体が冷えたかどうかは記憶にないけど、若い娘(当時)がけだるく桃を食べている少し滑稽な姿は、今でも鮮明に憶えています。

SUSU。漢字で書くと「素住」というインテリア&ライフスタイルの雑誌に「国立ハウス」が掲載されました。「涼しい住みごこちの家」という特集で、ソーラーシステム「そよ風」を中心に取材していただきました。

また、同じくインテリア&ライフスタイルの雑誌「I’m home」でも「宇都宮ハウス」がちょこっと掲載されています。「style up INTERIOR」という特集で、エントランス部分を取り上げていただきました。

書店で見かけたら手に取ってみてくださいね。

おまけ。

夏バテ気味の住人にはおかまいなしで、わが家の植物たちは夏を謳歌しています。株分けしたビカクシダたちもぐんぐん成長しています。

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