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hadano house

週末は、現地調査に行ったり、秦野ハウスの一年検査に伺ったり。

久しぶりに訪れた秦野ハウス。引渡しから1年少々経過していると思えない、凛とした佇まいにお施主さんの愛情が感じられてうれしくなりました。家の周囲や室内のコーナーに、雰囲気のある植物が配置されているのも素敵です。

新しいお店への嗅覚が鋭いご夫婦に、伺う度に周辺のおすすめのお店を案内していただきます。趣のある一軒家を改装したカフェや小さな倉庫を改装した家具店など、自分好みのお店を発見し、ますます日々の暮らしを楽しまれていました。

この夏に新しい家族が誕生されるそうで、近い将来子供室の計画も、なんて話しが早くも。家族とともに家も成長できるといいですね。

nishikata flat

photo by takeru koroda

ストレートデザインのホームページに西片フラットをアップしました。

写真とお施主さまへのインタビューを中心とした文章で紹介しています。初めての試みです。

ひとつひとつの住宅にはそれぞれの想いがあります。どんな人が、どんな想いで、どんな暮らしを望んでできた家なのか。実際に暮らしてみてどうだったか、といったバックグランドと一緒に紹介したくて、こういったかたちになりました。

今回の企画は、カメラマンの来田猛さん、ライターの佐藤可奈子さんの協力を得て実現しました。

来田猛さんは以前にフラウピルツ岩倉ハウスも撮っていただきました。どこか俯瞰したような客観性がありながら、その場所で感じ取った印象や空気感も伝わる距離の取り方が絶妙なんです。西片フラットの澄んだ空気は来田さんならではの表現力ではないかと思います。

佐藤可奈子さんは雑誌の取材でお会いしたのがきっかけでした。初対面のお施主さまともすぐに打ち解け、話しを聞き出すことがうまいことに毎回驚きました。人とのコミュニケーションを楽しみ、建物や暮らしに対する愛情から書かれた文章が魅力です。佐藤さんには写真やテキストの構成にも多大なアドバイスをいただきました。

そして今回の西片フラットが第1弾で、第2弾、第3弾を準備中なのですが、快く協力していただいたお施主さまには、心から感謝です。当時を思い出し言葉を探しながら真摯にインタビューに答えてくださった、その言葉がなによりの糧となりました。

第2弾もすぐに公開する予定ですので、どうぞご期待ください!

relife+

リノベーションの専門雑誌 relife+(リライフプラス)に、西片フラットが掲載されました。

「女性建築家&デザイナーのリノベ」特集に、「素材重視のシンプルな箱で、住む人の”らしさ”を引き出す」と紹介していただいています。

西片フラットにはビンテージのソファやローテーブル、鏡など味のある名脇役がたくさんありますが、極めつけは両親からの引っ越し祝いという松の盆栽。もはや脇役ではなく主役かもしれません‥。こんな個性派植物をインテリアに取り入れられるオーナーのセンスが見事です。

本日発売です。本屋さんで見かけたらぜひ手に取ってみてください。

おまけ。トイレのスイッチプレートの上には‥。relife+にも登場しています!

kitchen

国立ハウスのキッチンをカスタマイズしてみました。

国立ハウスのキッチンは、収納のないシンプルなステンレスのカウンターです。4年間使いながらどんな収納が必要か考えてみたのですが、つくったのは1杯の引出しと2つのワゴン。おなじみcampのデザインです。

作業スペースの下には大きな引出し。カトラリーや調理道具を収納します。

ガスコンロの下のワゴンには、引き出して横から使う棚と上にスパイスや調味料を置くスペースをつくりました。上面の棚は、スパイス用の浅いものとオイルや調味料用の深いもの、2種類の深さにしました。コンロまわりで使うものがまとめられ、作業動線もスムーズです。

そして、カウンター上もすっきり。

シンプルなつくりだと、あとからカスタマイズすることもわりと簡単だったりします。使ってみて考えるのもひとつの方法ですね。

おまけ。洗面カウンターの照明もカスタマイズ。ずいぶん昔に手に入れたジュルデランプがついに活躍!

koishikawa flat

雑誌 LiVES vol.73 (feb.-mar.)に小石川フラットが掲載されました。

LiVESは、当時まだ10代だったお施主さんが創刊号から購読していたのだそう。ストレートデザインに声を掛けていただいたきっかけもLiVESを通じてでしたので、いっそう感慨深いです。

お施主さんと趣味・嗜好が合うことは多いのですが、小石川フラットのお施主さんとは好きなものが共通していることが多く、打ち合わせの度にセレクトのいい古道具屋さんや古本屋さん、おいしい珈琲焙煎店や喫茶店などの情報交換をしたものです。打ち合わせの日に同じブランド・同じ色の服がかぶってしまったのには笑ってしまいました。

ところが、計画もさくさく進むのではと思いきや予想に反して打ち合わせは難航し、プランは二転三転。ようやくたどり着いたのは‥

‥というようなエピソードが、インタビューされています。気になった方はぜひ書店でチェックしてみてください!

ブログではお住まいになる前の写真をアップしました。使用前 – 使用後の様子もぜひ見比べてみてください。

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