Journal

kunitachi flat

photo by takeru koroda

ホームページに国立フラットをアップしました。

計画中のオーナーのおふたりとのやり取りは、硬くなってしまったものの見方をちょっと変えてみることに気づかされることが幾度もありました。
例えば材料を決める時にも、「芦野石や人造大理石は高級で、合板や塩ビタイルはチープ」なのではなく、そのイメージを取り払った時に現れる素材そのものを直視してみるといったように。

ものを選ぶ時、配置をしてみる時に、こんな考え方もあるんだなあと参考にしていただけるかもしれません。いつもながら少し長めのインタビューですが、ぜひご覧ください。

写真は来田猛さん、インタビューは佐藤可奈子さんのおなじみのおふたりにご協力いただきました。いつもありがとうございます!

それから。
江戸堀印刷所が「グラフィック x リノベーションでつくる こだわりのショップデザイン」に掲載されました。

レストラン、カフェ、ベーカリー、セレクトショップ、ブックショップ、ホテル、ヘアサロンといった多種多様なショップの、インテリア、パッケージ、グラフィックなどのトータルデザインの事例が多数紹介されています。

昨年の11月で5周年となった江戸堀印刷所。未だにこういった企画に声をかけていただけるのは嬉しい限りです。

こちらは5周年を記念して作ったノートだそうです。金のノートと銀のノート‥たいへん目出度いです。

グラフィックデザインはTAKAIYAMA。今見ても本当に素敵なロゴです。

okinawa

沖縄へ行きました。
実に四半世紀ぶりの訪問です。

短い旅行でしたが、沖縄に暮らす友人のおかげで自然や歴史から普段の暮らしまで、色々な側面を楽しめました。

首里城の近くにある玉陵(たまうどぅん)

伝統的な民家。中村家住宅

象設計集団の名護市役所

沖縄の建築家、國場幸房によるmoon beach hotel(1975年に竣工)。ダイナミックな植栽とモダンなデザインが自然に融合していました。

沖縄本島の北端から南端までを横断

コンクリートブロックやRC造の多い街並みは、アジアを彷彿とさせます。

GORDIE’Sのハンバーガー。美味しくて、滞在中に2度も訪れました。

今回の旅行での一番の目的地は、友人宅でした。
植物で覆われた外観に洗練されたインテリア。

元々の建物の良さと、リノベーションの素晴らしさ、住まい方の素敵さが見事に調和していて、こんなに美しく暮らすことができるんだ‥と、ため息が出ました。

大きなラウンドテーブルをルーフテラスに運び出してBBQ。実は初めての試みだったとか。見上げるとお月さんが綺麗でした。

BBQで出会った金工作家さんから教えてもらった御嶽。鬱蒼とした森から海岸へのコントラストが印象的でした。

次は四半世紀後と言わず、また訪れたい。

spring days

数週間前に満開だった桜の木も新緑が眩しい季節になりました。
ちょうど桜が満開だった数週間前の週末、昨年に竣工した住宅のお施主さまから新居でのお花見に誘っていただきました。

敷地に隣接する親水緑道に桜の木が植樹されているのに加えて敷地内にも立派な桜の木があり、窓の外に一面の淡い桜色の景色が広がります。
昨年のこの時期にちょうど上棟したのですが、来年はここでお花見ができらたいいですねと話していたのを憶えていてくださったのが嬉しく、夢のような時間でした。

せっかくのタイミングなので急遽撮影もさせていただくことに。またホームページでも紹介させていただきたいと思います。

花より団子の私はというと、美味しいお料理に夢中でした‥。

ここしばらくの ストレートデザインの仕事の紹介を。

先月には、深大寺で進めていたオフィス+店舗が竣工しました。店舗のオープンに向けて着々と準備を進めておられます。私もワクワクしています!

今月のはじめには渋谷のヘアサロンの内装が完成しました。circle-d の丸山晶崇さんに誘っていただいて参加したプロジェクトです。
お店のメインであるミラーをデザイン・制作していただいたアーティストの西舘朋央さん、その制作に協力していただいたWOOD WORK、施工を担当していただいた堀住建、全体のディレクションとビンテージの什器をセレクトしていただいた丸山さんとの協働は実に楽しい経験でした。

これらの事例もぜひ紹介させていただきたいと思っています。いつもながら準備に時間がかかりそうですが、楽しみにしていてくださいね。

SAT. PRODUCTSの事例も少しずつ増えてきました。かっこよく使っていただいて嬉しい限りです。

また、春になって新たにいくつかのプロジェクトが始まりそうです。気持ちを新たに臨みたいと思います。

kodaira house / sumu, HOMEBASE / pen

小平ハウスが、「住む。」61, spring 2017に掲載されました。

特集「毎日の台所と食卓。」で、「よく食べ、よく遊ぶ為に建てた平屋で」と紹介していただきました。
ご家族が家を建てる時に考えたことや出来上がってから2年間の暮らしの様子や思いを、たくさんの紙面を割いて丁寧に紹介していただいています。

古道具やDIYで作った棚や台を上手に組みあわせて自分らしくカスタマイズされた室内は、うかがうたびにいつも少し変化しています。ママ友とのなんでもない普段の日のご飯会や「お弁当部」など、お友達やご近所さんとの付き合い方のお話も興味深かったです。
少し前にようやく食洗機を設置したのですが、実際に生活してみて「やっぱりあったほうがいい」と思って初めて「それならつけよう」と。設計段階である程度想定しながら使ってみてカスタマイズする。そんなシンプルで等身大な暮らしっていいなあと思いました。

写真は飯貝拓司さん、テキストは平山友子さん。
端正な構図なのに暖かみも感じられる飯貝さんの写真。お子さんの表情も自然です。
そして平山さんのテキストはご家族や小平ハウスに満ちている雰囲気が表現されていて、家や暮らしに対する思いがしっかりと伝わります。

書店で見かけた時には手にとっていただけると嬉しいです。

そしてもうひとつ。

HOMEBASEが、「pen」No. 425, 4/1 2017に掲載されました。
特集「コーヒーと暮らす家。」で「コーヒー好きの多い国立で、週末にはカフェを」と紹介していただきました。

デザイナーなのかコーヒー屋さんなのか、どちらが本業かわからないほど美味しい丸山さんのコーヒー。私もファンの一人です。

偶然にもどちらも食がテーマですが、住むことと食べることは生活の基本であり、なくてはならないものです。自分らしく楽しまれてる様子を拝見できて幸せな気持ちになりました。

kodaira house / PLUS 1 Living

小平ハウスが、PLUS 1 Living, No.98, Spring 2017に掲載されました。

特集「気負わず、楽しく、自分らしく。こだわりのある家づくりをはじめよう」で、「古道具と雑貨が映える、素朴なあたたかみいっぱいの平屋暮らし」と紹介していただきました。

おじゃまする日はなぜかいつも天気がいい小平ハウスですが、取材の日もやっぱりぴかぴかの晴天でした。真冬の最中でしたが日差しが暖かく、建具を開け放しての撮影も気持ちが良かったです。

テキストは早川誓子さん、写真は西田香織さん。終始穏やかな楽しい一日で、そんな雰囲気も伝わる素敵な記事です。書店で見かけた時には是非お手にとってみてください。

おまけ。

先週は、待ちに待ったTeenage Fanclubのジャパンツアーへ。
昨年HOMEBASEでおこなった、NORMAN’S DINERの心の店長であるNorman Blake率いるTeenage Fanclubが来日するとあっては行かないわけにはいきません。

学生時代にどれだけ聞いたかわからない曲も最新アルバムからの曲も、変わらず瑞々しいギターポップ。控えめに言っても最高でした。

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