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kunitachi house / 住む。

国立ハウスが雑誌「住む。」75号, 2020 秋に掲載されました。
特集「暮らしと仕事をこの家で」の第二部「我が家を設計する」で、「合理的で簡素な家から生まれる設計の力」と紹介していただきました。

コロナ禍の影響で、仕事と暮らしのあり方がそれ以前から大きく変わった人も多いと思います。国立ハウスは家=仕事場なので、日々気持ちよく仕事し生活することは重要なテーマです。どうしても仕事に比重が傾いてしまいがちなのであまりいいお手本ではないですが、身近なテーマとして捉えてもらえると良いなと思います。
 
そして個人的には「建てた直後よりも10年後が良い建物」を目標に設計してきましたが、実際に10年が経過してどうだったのかと少し客観的に考える機会になりました。
暮らし始めて11年が経過し、サビサビになってきたスチールで作った建具など、ダメなところも含めて愛着のある家に育ちました。これから先もメンテナンスをしながら育てていきたいと思います。
 
 
「木造、平屋、里山暮らし、改修、自然エネルギー」をキーワードに、まっすぐなメッセージが感じられる雑誌「住む。」。とはいえ(おそらく持ち家派ではないだろう)都築響一さんのエッセイが載っていたりする柔軟さが心地いいなあと思います。
書店で見かけたらぜひ手にとってみてください。
 
 
サビ猫もちらっと登場しています。