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T house

2012年も残すところあと1日となりました。みなさんにとって今年はどんな年でしたか?

なぜか本業の話題が少ないストレートデザインブログですが、最後くらい設計の仕事の話で終わりたいと思います。この一年間、ご縁があっていくつかの住宅と内装の設計に係らせていただきました。竣工したのは千葉のT house(仮称)と京都のI house(仮称)。どちらも床面積が20坪ちょっとの住宅です。ご希望をうかがいながら細かい仕様を決定したのでそれぞれのカラーが反映されたように思うのですが、出来てみると双子のような家だなと不思議に思うところも。そのあたりも対比しながら紹介させていただきたいと思います。

まずはT house。エントランススペースはスタディコーナーを兼ねた土間で、ダイニングキッチン、リビングへとつながります。

オーナーのこだわりのチーク・ヘリーンボーン張りの床。オイルがしっかり塗り込まれて存在感のある床になりました。

エントランスのドアはスチールで製作しました。これもオーナーたってのご希望で実現しました。

こだわりの3つ目はアメリカンスイッチです。この住宅で初めて使いました。いえ‥白状すると知らなかったのですが、パチンという感触が癖になりますね。質感のある陶器製のプレートです。

オリジナルで製作したカーテンレールです。T houseでは黒色のスチール金物をアクセントにしています。